抜け毛の多い猫種類の意外なランキング・え?あの猫は抜けないの?

あなたの猫ちゃんは抜け毛の具合はどんな感じですか?

うちのはなは短毛種のくせに抜け毛すごいです。今の季節はマシですが夏前になると『羊かっ』って突っ込みたくなるくらいフワフワの毛がたっぷりと抜けます。

ペルシャ猫みたいな長毛種の猫なら納得もいくけど、雑種の短毛種がなぜ~?と思って少し調べてみると意外な事実を知りました。

テレビ番組の『生き物にサンキュー』で、毛の抜けやすい猫ランキングをやっていたので紹介しますね。

抜け毛の多い猫から少ない猫への意外な順番

抜け毛の多い猫から少ない猫への順番
  1. ノルウェージャンフォレストキャット
  2. アメリカンショートヘア
  3. エキゾチックショートヘア
  4. 雑種
  5. チンチラゴールド
  6. チンチラシルバー
  7. セルカークレックス
  8. シンガプーラ

ノルウェージャンフォレストキャット

抜け毛の多い猫の堂々横綱はノルウェージャンフォレストキャットです。

モフモフで見た目からも納得しますよね。ノルウェーの寒い気候を乗り切るための立派な毛皮。当然抜け毛も多いです。

どれくらい抜けるかと言えば、A4用紙15枚分ですって。ちょっとしたラグマットになりそう‥。

アメリカンショートヘア

これがとても意外でした。アメリカンショートヘアって名前の通り短毛種であまり毛が抜けない印象だったけど、ノルウェージャンフォレストキャットに続いての堂々2位。

『アンダーコート』という密度の高いふわふわの毛がごっそり抜けるみたいですね。

エキゾチックショートヘア

特徴的な顔の‥言ってしまえば『ぶちゃかわいい』エキゾチックショートヘアの抜け毛は普通な感じですね。

この猫ちゃんもアンダーコートはみっしりあるけど、一番上のオーバーコートと言われる毛が抜けにくいようです。

チンチラゴールド

チンチラ=ペルシャ猫ということを初めて知って衝撃!別の猫種とばかり思ってました。

チンチラもすごく毛が抜けそうだけど、ツイッターなどで調べてみたら思っているほど抜けないみたいです。

チンチラシルバー

どうしてチンチラだけゴールドとシルバー両方ともランキングに入っているのだろう?テレビ局のステマなのだろうか‥なーんて思ってしまいます。

毛の色で抜けやすさは変わらないと思いますけど、毛の色で性格は変わるようですよ。

シルバーのチンチラの方が気が強いんですって。確かにちょっと高貴な感じしますものね。

セルカークレックス

そしてこの珍しい猫種をあえてランキングにいれたのは、どんなテレビ局の思惑なのでしょうか。セルカークレックス、聞いたこともなかった猫の種類です。

1987年にアメリカのモンタナで発見されました。雑種とペルシャ、山猫とペルシャと交配っていう説があるらしいです。

くるんくるんの毛並みで、いかにも抜け毛が多そう!って思いますが、案外抜けないらしいですよ~。

シンガプーラ

そしてこの中で一番毛が抜けにくい猫ちゃんはシンガプーラです。

シンガプーラは他の猫みたいにアンダーコートを持ちません。短いオーバーコートのみで毛が抜けにくく、身体も小さいから抜け毛があまり気にならないようですね。

シングルコートとダブルコート

当たり前のように『オーバーコート』『アンダーコート』と書いてきましたが、これもこの記事を書くにあたって初めて知った言葉です。

猫の毛質のことで、オーバーコートはその名の通り、硬くてしっかりした表面の毛です。日光や摩擦などの刺激から身を守る役割をしています。

アンダーコートはオーバーコートの下に生えている、柔らかくて細く保温機能が高い毛です。

オーバーコートのみの猫を『シングルコート』、アンダーコートを合わせて持っている猫を『ダブルコート』と呼びます。

長毛種でダブルコート、しかも体の大きいノルウェージャンフォレストキャットは抜け毛が多い横綱というのも納得できますね。