湊山温泉は神戸の街中にありながら、ちょっと秘境チックな天然温泉。
800年以上前からコンコンと湧き出る温泉水は、あの平清盛も浸かったと伝わってます。
コロナ禍の中、湊山温泉は『おすそ分け源泉』を始めてくれました。
湊山温泉のおすそわけ源泉
もともと湊山温泉の利用者は源泉を持ち帰ることができてました。
今は温泉の利用者ではなくても、無料で自由に源泉を持ち帰りできます。
↓お店の外に源泉の蛇口を設置してくれてます。
1世帯1回につき10Lまでお持ち帰り出来ます。容器は要持参。
わたし達の前にいた家族は、数本の2Lや1Lのペットボトルに源泉を注いでいました。
家にあった水タンクに源泉を注いでいるところ↓12リットルタンクなので8分目くらい注ぎました。
源泉の温度は水道水くらいに感じました。温かくはありません。独特の硫黄っぽい匂いが仄かにします。
開放時間:5:00~23:30(定休日以外)
- この温泉水は飲めません。
- 1世帯1回につき10Lまで
湊山温泉水の使い方
家庭のお風呂に3L~5L程度混ぜて使います。大体2%くらいの濃度が最適。
それ以上濃いと、家庭の浴槽や風呂釜は傷んでしまう可能性があるそうですよ。
さっそく、わが家でも試してみました。
3Lほど浴槽にいれてから、普通に「お湯はり」のボタンをピッ。
出来上がった『おうち温泉』は仄かに温泉っぽい香りが漂います。
さら湯よりもお湯がまるくなった感じで肌当たりが良かったです。そして温まりやすく湯冷めしにくいようでした。
お風呂上がりの肌は心持ちツルツルでした♪
『おうち温泉』なかなか良いですよ~。
湊山温泉ってどんな温泉?
創業129年という長い歴史を誇る温泉です。
温泉自体は800年以上前から湧き出ていて、平清盛が湯治につかったとも伝えられている由緒正しき温泉。
すごい山奥の温泉みたいに見えますが、神戸の都心から車だと10分くらい。
古い住宅街の中にあってノスタルジックな雰囲気が漂っています。
泉質はほぼ透明で炭酸ガスが溶け込んでいます。源泉は27度なのでボイラーで最適な温度に沸かしています。
そして特筆すべきこと。
循環式の温泉じゃなく、毎日浴槽の温泉を抜いて清掃後に新しい温泉を沸かしているんですって。
衛生的で安心して入れますよね~。
5種類の浴槽が楽しめます。
- 26~29℃ 源泉水風呂
- 36~38℃ ぬるま湯
- 38~41℃ ジャグジー
- 41~43℃ 主浴槽
- 45~46℃ 高温浴槽
湊山温泉の営業時間と定休日
- 5:00~23:30(定休日 / 毎週水曜日)
- 祝祭日の水曜日は通常営業→翌平日休業
- 最終受付は23:00まで
湊山温泉の料金
- 入浴料金/大人 700円(朝5:00~8:00までは550円)
- 小学生 230円(土日は100円)
- 乳幼児(0~6歳) 無料
- ボディーソープやシャンプーリンスは無料備付
- タオルは持参
湊山温泉への行き方
場所 | 湊山温泉 |
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住所 | 〒652-0012 兵庫県神戸市兵庫区湊山町26−26−1 |
地図 | |
アクセス | 公共交通機関
車
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駐車場 | 28台分 専用駐車場有(無料) |
入り組んだ住宅街のはずれにあるせいか、カーナビは間違った道を案内する場合があります。
一方通行や細い道が多いので注意が必要!
【画像参照 湊山温泉公式サイト】
湊山温泉おすそ分け温泉のまとめ
神戸に住んでいながら湊山温泉は一度も行ったことがありませんでした。
今回は温泉の前までしか行きませんでしたが、本当に秘境チックでノスタルジックでワクワク感が半端なかったです。
営業自粛要請の対象ではない「銭湯」なので、普通に営業されています。
温泉水をつかっている銭湯なんですね。確かに昨今の温泉施設ではなく、昔懐かしい銭湯のたたずまいです。
ただ外出自粛の中では気軽に銭湯を楽しむこともままならないので、おうちでも温泉が楽しめるようにとの『おすそ分け温泉』は本当にありがたいですね。
落ち着いたら絶対に通いつめそうな予感がします‥