神戸にはそこら中に貿易港や漁港があります。そのため、釣り場は堤防釣りがメインです。
また、渡船を使って沖に出れば、沖堤防と呼ばれる波止の上でも釣りができ、潮の流れも速いため、スズキや青物などの大物を狙う釣り人が集まります。
ですが、沖堤防で釣りをするにはそれなりの装備が必要ですし、トイレなどもないため、上級者向けの釣り場ですね。
※現在、沖堤防は立ち入り禁止になっています。
そこで便利なのがアジュール舞子! トイレ、駐車場、自動販売機完備でとても利用しやすいんです。
少し東側に釣具屋(フィッシングマックス垂水店)があり、エサやルアーなどの消耗品を買うこともできます。
アジュール舞子の駐車場は西側と東側の2ヵ所にあり、海水浴シーズンを除けば、週末でも満車になることはあまりありません。
釣り方は、サビキ、ルアー、ちょい投げ、泳がせなど、いろいろといけます。ただし、海底には敷石があるので、根がかりには注意しましょう!
サビキが簡単ですが、同付き仕掛けの落とし込みや、ちょい投げの場合は根がかりしにくい天秤などもおススメです。
コの字ワンド周辺では釣り人が密集することも多いため、魚がスレています。ルアーの場合はボウズも覚悟しましょう^ ^;
2018年の台風によって封鎖されていた東側も、今は修理が完了して入れるようになっていますよ。
利用できるのは、コの字ワンドと呼ばれるカタカナの『コ』の字状の箇所と、明石海峡大橋の下辺りから奥までです。
コの字ワンドでは主にサビキや軽いルアーで、季節によってアジやサヨリ、根魚ではカサゴ(ガシラ)、メバルなどが釣れますね。休みの日にはたくさんの釣り人が訪れるので、コの字ワンドでの遠投はお祭りになるので控えたほうがいいです。
ショア・ジギングをやりたい方は、潮通しの良い橋の付近ですね。サバやブリ系の青物や、太刀魚も狙えます。マグロが釣れたとの報告もありますよ。
ただし、潮の流れが速いので、あまり軽いルアーだと流されてしまいます。ライトゲームだとコの字ワンドの方が向いています。アジュール舞子の釣り場では、明石海峡大橋の絶景を眺めながら釣りができるので、気候が良い時は、釣れなくても景色を満喫できます。周囲には緑もあって、本当に気持ちいいです。
そんな人気釣りスポットですが、釣りに行く際にはライフジャケットを着用しましょう。
それから、特にサビキ釣りをする際にはバッカン(ひもが付いたバケツ)を必ず持って行き、地面に落ちてしまったアミエビは流して帰るようにしましょう。
全国的にですが、釣り人が海を汚すので釣り禁止になるケースが増えているようです。アジュール舞子でも、アミエビ臭がすることもあります。
マナーを守って、気持ちいい釣りライフを満喫しましょう。
アジュール舞子駐車場
【西側駐車場】
●駐車台数:296台
●利用時間:5時~23時(出庫は24時間可)
●利用料金:200円/1時間(上限なし)
【東側駐車場】
●駐車台数:100台
●利用時間:6時~23時
●利用料金:200円/1時間(上限なし)