十日えびすって何?
十日えびす大祭とは、毎年1月の9日~11日の3日間に行われるえびす神社のお祭りです。初日の9日が『宵えびす』、2日目の10日が『本えびす』、そして最終日の11日は『残り福』と呼ばれています。
えびす様は七福神の中でも商売繁盛の神様。関西では『えべっさん』の愛称で親しまれているんですよ。十日えびすのことをえべっさんと呼んだりもしますね。
「えべっさん行こかー」なんて感じです。
どんな雰囲気?
十日えびすといえば、兵庫県西宮市にある西宮神社が最も有名ですよね。西宮神社はえびす様を祭るえびす宮の総本社で、福男を決める『走り参り』は特に盛り上がります。
この日に合わせて、神戸のえびす神社『柳原蛭子神社(やなぎわらひるこじんじゃ)』でも盛大なお祭りが催されます。
10日の本えびす。神戸市兵庫区の柳原蛭子神社もにぎやかでした。 pic.twitter.com/aqHHURgrnX
— 神戸新聞映像写真部 (@kobenp_photo) January 10, 2018
神戸市兵庫区にある蛭子神社は大通りに面していますが、普段の境内は静かで厳かな雰囲気です。
それが十日えびすの日には一転。活気に溢れたお祭りの場に変わるんです。商売繁盛を祈願するお祭りなので本当にたくさんの、神戸三大神社の初詣よりもたくさんの露店が並びます。
お店の明かりや境内の提灯がきれいなので、お参りは日が暮れてからがおすすめですよ。付近は歩行者天国になるので、子供連れでも安心して歩けます。でも迷子には気を付けてくださいね。
その露店が並ぶ先に蛭子神社があり、境内もやはり多くの人でにぎわっています。
順番に並んでお参りをし、福笹を買って、おみくじを引いて、舞いを見て、レッツ買い食い!
昔ながらのお菓子から最近のB級グルメまで、豊富な種類の露店が出ていますよ。
アクセス
JR兵庫駅を南側に出るとすぐです。
車の場合は周辺に有料駐車場がぽつぽつあります。コープさんの地下も有料駐車場として使えます。ただし、周辺は交通規制がかかるので気を付けましょう。