※この記事は2018年2月に書いた記事をリライトしています。
神戸で春の大イベントといえば、「いかなごのくぎ煮」です。
が、ここ数年、漁獲量減少とおそらく色んな理由で高値が続いて、モノ自体が手に入らないことが続いていました。
今年もあきらめていたら、なんと普通の値段ですんなり手に入りました!
イオンモール神戸南で1,500円。翌日の明石の魚棚で500~1200円(大きさによる)、近所のスーパーで1,000円でした。
張り切って3Kg炊いて、夫の故郷に贈ったり周りの人にばらまいています。
作ったことがない人には敷居が高く感じるかもしれませんが、一度作ってみると拍子抜けするほど簡単ですよ~。
私のずっと使っているレシピを紹介しますね。
いかなごのくぎ煮のメイキング動画
インスタであげた動画です。
流れがわかりやすいかも。
Youtubeもウチのアカウントです。余計な広告ありません。
いかなごのくぎ煮の作り方
幼稚園時代のママ友さんに教えてもらったレシピです。
ボソッとならずにキレイなあめ色に輝くいかなごのくぎ煮が作れます。
材料
水あめを使うレシピもたくさんありますが、ザラメがあれば水あめは必要ないです。
- いかなご1kg
- 濃口醤油200cc
- ザラメ 250g
- 料理酒 30cc
- みりん 30cc
- しょうが(千切り) 50g
手順
- いかなごを水洗いして、ザルにいれて水切りする。
- 鍋にしょうが以外の調味料をいれて沸騰させ、しょうがを入れてから再沸騰させる
- いかなごを手で少しずつすくい、鍋の中に撒くように入れる。
- いかなごを全部入れたら、落し蓋をして強火で20~30分。吹きこぼれに注意。
- 強火で炊いているときに、絶対に箸で混ぜたりしないで、触らず待つこと。
- 調味料液が少なくなりいかなごが見えてきたら、中弱火にして煮汁を全体に絡めながら炊き上げます。
絶対失敗しないポイント5つ
手順通りにすればまず失敗しませんが、5つのポイントをおさえるとさらに失敗知らずです。
1.いかなごは1キロずつ炊く
このレシピはいかなご1キロに対しての材料と手順です。
2キロ3キロと炊く場合に材料を単純に2倍3倍にして同じ結果が出るかどうかは分かりません。
2.鍋は大きめのものを
材料がかろうじて入る大きさの鍋で炊くと失敗しやすいです。
大き目でかつ、深さより直径を意識した鍋で炊くといいですよ。わが家の鍋は直径約22cm、深さ約10cmの両手鍋です。
お高い特別な鍋じゃなくても大丈夫♪お手持ちの鍋の中で選んでください。
3.強火で炊いているときは触らない
手順5で書いてある通り、強火で炊いている間は混ぜない・触らないを徹底してください。いかなごの型崩れの原因になります。
4.最後の煮詰める時は菜箸で
久々に作ってみて、案外難しいところは手順6かもしれません。
「混ぜたらいけないけど色が全然均一じゃない」
そんなジレンマが襲いますが、手順6まで来るといかなごは型崩れしません。
鍋をゆすったり菜箸で大きくかき混ぜて煮汁を全体に絡めましょう。
(そうはいってもかき混ぜ過ぎないのは大切かも)
5.煮汁はある程度残ってもOK
手順6で炊き上げる時「いつまで炊いたらいいの?」と迷います。
全体的に煮汁を絡めていい感じの飴色になったらそこで火を止めてOK。煮汁が残っていたらザルにあげて煮汁を落として冷まします。
こうするとカラっとした感じに仕上がります。
ザルにあげないで煮汁を残したままで冷ますと少し柔らかい感じに仕上がります。それはそれで美味しいですよ。
オプション追加でわが家だけ味♪
くるみ、レモンの皮、はっさくの皮、実山椒などをオプションとして追加すると、自分の家だけのオリジナルくぎ煮になります。
わが家では、くるみとレモンの皮の千切りがお気に入り。
レモンの皮の千切りは生姜と同じタイミングで投入。クルミは6の手順でいれています。
分量は年によって適当です。
今年はクルミの大袋半分とレモン2個分の皮をいれました。
このくるみレモンいかなごのくぎ煮は、ご飯のおかずはもちろんですが「お茶請け」に最高です。
なんと紅茶にもぴったり(´∀`)
いかなごのくぎ煮を作ってみませんか?
この週末まではなんとかいかなごも手に入りそうです。(こればかりはわからないけど‥)
やってみればすごく簡単なので、作ったことない方はぜひ試してみて下さいね。