『BE KOBE』について
メリケンパークなどに設置してある形としてのモニュメントだけでなく、『BE KOBE』には様々な思いが込められています。
BE KOBEとは?
「BE KOBE」は、阪神・淡路大震災から20年をきっかけに生まれた、「神戸の魅力は人である」という思いを集約したシビックプライド・メッセージです。
新しいことに挑もうとする人や気持ちを愛する、そんな神戸を誇りに思うメッセージとして広めています。BE KOBEの生い立ち
阪神・淡路大震災から 20 年を迎える2015年1月、神戸市では、神戸で生まれた震災の教訓や知恵を集め、多くの人に発信する「震災20年神戸からのメッセージ発信」プロジェクトを実施し、以下の取り組みを行いました。
- 皆さんの思いをお聞きしました。「震災を体験した人」と「震災を体験していない神戸市民」の皆さんへのアンケートを行いました。
- 皆さんの思いを語り合う「場」を開催しました。「震災 20 年を語ろう」と題して、「神戸の経験を、日本に、そして世界に伝えるために何が可能か?」をテーマに、集まった皆さんが自由に語り合えるワークショップを開催しました。
- 思いを集めたロゴマークとキャッチコピーを作成しました。インタビュー、アンケート、ワークショップで集めた市民の思いを具体的に表現する、ロゴマークとキャッチコピーを作成しました。
この取り組みの中で、「神戸の様々な魅力の中で、一番の魅力は人である」という思いを集約したロゴマーク「BE KOBE」が生まれました。神戸市HPより引用
『BE KOBE』モニュメント
BE KOBEモニュメント(神戸開港150年記念)
2017年1月1日に神戸開港150年を迎えたことを記念して、市民の皆さまとともに祝い、海・港・船への関心を深め、神戸港のさらなる発展のスタートとするため、「神戸開港150年記念事業」を実施しました。
その1つとして、さらに魅力あるウォーターフロント空間として磨きをかけ、たくさんの人々が集い憩う公園とするため、メリケンパークのリニューアルを行いました。
これに合わせて、市民のみなさんや観光客のみなさんにもっと「BE KOBE」に親しんで頂ける様、「BE KOBE」を型どったモニュメントを設置しました。神戸市HPより引用
『BE KOBE』モニュメントの設置場所
メリケンパーク
神戸の観光名所でもあるメリケンパーク。
BE KOBEモニュメントの第1号はここに造られました。アクセスの便利さなどもあり、ここのモニュメントが最もメジャーなのではないでしょうか。
裏側から撮影するとポートタワーも映り、オススメですよ。
しおさい公園(ポート・アイランド)
観光ではあまりなじみがないかもしれませんが、第2号はしおさい公園に設置されました。
ここのモニュメントはメリケンパークのものより少し小さ目で、デザインは文字をくり抜いた形になっています。
つくはら大橋休憩所
こちらは2020年春に設置予定です。設置されたら改めて掲載いたします。
お願い
前述したとおり、『BE KOBE』には市民が神戸市民としての誇りを持とうという思いが込められています。
記念写真を撮ったりする際には、モニュメントの上に載らないようにしましょう。