兵庫区の山麓にある氷室神社は、その名の通り日本最古(かもしれない)の天然冷凍庫を祀っています。
なんと5世紀の昔からのお話が伝わってますよ。
民が暮らす集落から煮炊きの煙が見えないから3年間税金を免除したという聖帝、仁徳天皇もご祭神として祀られてます。
氷室神社の伝説・インスタ版紙芝居
Instagramに投稿している画像で、どんな伝説かお楽しみください♪
インスタもぜひ見てくださいね。↓
https://www.instagram.com/monokobeblg/
インスタ版はここまで。
私の愛読書♪↓
神戸の氷室神社と奈良の氷室神社
土地の古老『闘鶏稲置大山主』の読み方は『つげのおおやまぬし』。
この人、日本書紀に出てくる古墳時代の豪族で奈良の氷室神社に祀られています。
ん?
ということは、奈良の氷室神社の伝説が神戸の氷室神社で語られているってこと?
だって奈良の氷室神社の方が大きいし有名だし。
ご祭神は次の3柱。
- 闘鶏稲置大山主命(ツゲノイナギオオヤマヌシノミコト)
- 大鷦鷯命(オオササギノミコト)
- 額田大仲彦命(ヌカタノオオナカツヒコノミコト)
大鷦鷯命は仁徳天皇ですから、神戸の氷室神社の伝説の登場人物と全く一緒です。
やっぱり奈良の氷室神社のお話?
気になって奈良の氷室神社の公式サイトのご由緒(神戸の氷室神社に公式サイトはない)を見てみました。
和銅3年に鎮祀されて、氷の貯蔵についての専門機関だったような記録です。和銅と言えば708年から715年の奈良時代初期。仁徳天皇の時代よりかなり後ですね。
そして神戸の伝説のようなお話は載っていませんでした。
じゃあ、やっぱり神戸の氷室神社の氷を仁徳天皇が召し上がったってこと?
でも闘鶏稲置大山主命の「闘鶏」は現奈良市あたりの地名らしいので、やっぱり奈良のお話?
結局よくわかりません。
まあ、神戸の氷室神社の話がオリジナル‥ということにしておきます。
だって神戸人だし。
神戸の氷室神社の基本データ
住所 | 〒652-0054 兵庫県神戸市兵庫区氷室町2丁目15−1 |
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電話番号 | 078-531-2833 |
地図 | |
アクセス | こちらの記事に詳しく載せてます |
備考 | 歩きにくい靴は辛いかも |